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Interview — #07

意志あるところに道は開ける。
——Webマーケティングの最前線で「毎日が修行」と言い切るプロの覚悟

Webマーケッター 山田 ジロウ

15年以上にわたりWebマーケティングの最前線を走り続けてきた山田ジロウさんは、会社員から独立という大きな決断を下しました。自ら掲げた社名は、株式会社本当に今から。決して順風満帆とは言えない葛藤を乗り越え、数字というシビアな結果に挑み続けるプロの覚悟と、「人生に遅すぎることなんてない」と語る山田さんの静かな情熱の軌跡を辿ります。

Web Marketer — Jiro Yamada

About this story

30代からEC・通販業界でダイレクトマーケティングの世界に飛び込み、15年以上にわたって数字と向き合い続けてきた山田ジロウさん。会社員から独立へという大きな転換を経て、今なお変化の最前線で「毎日が修行」と言い切る。「人生に遅すぎることなんてない」——その言葉の奥にある覚悟と信念に迫ります。

山田ジロウさん インタビュー01
01

自分たちが手がけたものが、
そのまま成果に跳ね返ってくる

30代でEC・通販業界に入られたそうですが、この仕事にのめり込んだきっかけは何だったのでしょうか。

きっかけは、30歳を過ぎて入社した食品系の通販会社でした。それまでも携帯電話のコンテンツ提供など、インターネットに関わる仕事はしていましたが、通販の世界は驚くほど刺激的だったんです。チラシやテレビCMといったオフライン広告から、当時勢いのあったオンライン広告まで幅広く担当しました。

何より面白かったのは、自分たちが打った施策が、そのままダイレクトに売上という数字になって返ってくることでした。小売りとは違って、ダイレクトマーケティングの結果がすぐに見える。あの成果に直結する感覚を知ってから、15年以上にわたり退屈することのないこの業界にどっぷりと浸かりました。

02

失敗から手がかりを得る。
体調を崩すほど向き合った日々

広告運用など、プレッシャーのかかる現場で失敗や葛藤を感じたことはありますか。

大きな金額を動かす広告運用では、小さな失敗は数え切れないほどしています。かつては、あまりに仕事にのめり込みすぎて、自分自身の体調を崩してしまったこともありました。ただ、広告は自分一人で決裁するものではなく、事前に徹底して調査を行い、上長と「これならいける」という確信を持ってから勝負に出るものです。

たとえ狙い通りにいかなくても、会社が「挑戦」として割り切った予算の中で、次に繋がる手がかりをどう得るか。闇雲に動くのではなく、論理的な裏付けを持って一つひとつの施策を積み重ねていく。その泥臭いプロセスの繰り返しが、今の自分の土台になっています。

山田ジロウさん インタビュー02
闇雲に動くのではなく、論理的な裏付けを持って
一つひとつの施策を積み重ねていく。
山田ジロウさん インタビュー03
03

できない理由を考えるより、
どうすればいいかに振り切った

働き慣れた会社員からの独立は、大きな決断だったのではないでしょうか。

正直に言えば、雇われて生きていくのも選択肢だと思っていました。でも、どこかで自分の力を試してみたい、新しいことに挑戦したいという純粋な欲求が根っこの部分にあったんです。30代の頃から漠然と考えてはいましたが、段々と真剣に考えるようになり、自身で見通しの整理ができたので行動に移しました。

ちょうど会社組織の中で体制変更があり、自分自身の役割を考え直すタイミングが重なったことも、最後の一押しになりました。周囲には驚かれましたが、できない理由を並べるのではなく、どうすればなんとかなるか、そっちの方に思考を振り切って整理がついた時、ようやく一歩を踏み出すことができました。

04

本当に今から、という社名に込めた覚悟

株式会社本当に今からという社名には、どのような想いを込められたのですか。

よく「この年齢から始めても……」と周りが気になったり、否定的な意見を耳にしたりすることってありますよね。でも僕は、一生懸命死ぬ気でやれば道は開けるし、今からでも遅くないと信じています。今という時間を大事にして行動する。社名はそのメッセージそのものです。

僕自身の生き方を通じて、挑戦する姿を誰かが見て、「あいつが頑張っているなら自分もなんとかなるかな」と刺激を感じてもらえたら嬉しい。僕もこれまで多くの人の背中を見て、本から刺激をもらって勉強させてもらってきたので、今度は自分が誰かのために動ける立場になりたいという、社会への恩返しの気持ちもあります。

山田ジロウさん インタビュー04
人生に遅すぎることなんてない。
今という時間を大事にして行動する。
山田ジロウさん インタビュー05
05

料理を作るように、
クライアントの喜びをクリエイトしたい

山田さんにとって、仕事の醍醐味を感じる瞬間はどんな時ですか。

自分の考えた施策が当たって、コンバージョンや売上といった数字が改善された時は、やはり一番嬉しいですね。この感覚は、料理を作ることに近いかもしれません。相手の好みに合わせて味付けを工夫し、それを食べて「美味しい」と満足してもらう。自分の裁量で工夫し、手がけたものが評価されて数字に返ってくる。

そんな手触り感のある仕事を、これからも大切にしていきたい。自分一人だけが豊かになるのではなく、お客様を筆頭にパートナーや手伝ってくれる人たちと一緒に喜びを共有し、みんながいい思いをできる環境を作ること。それが、僕が組織として事業をやる意味だと思っています。

06

変化を楽しみながら、
最前線の現場で実務を研ぎ澄ます

独立してご自身の会社を動かす中で、今どのような「現場感」を大切にされていますか。

AIをはじめとする新しい技術やマーケティング手法は、毎日凄まじいスピードで進化しています。僕自身、毎日がお客様と触れ合いながら「新しい知識と手法」を調べて深掘りしていく修行のような日々です。でも、その現場に立ち続けていないと、変化に適合できず、一瞬で取り残されてしまうという強い危機感があります。

だからこそ、毎日新しい知識を吸収し、それを実務にどう活かすかを考え抜く。変化を恐れるのではなく、その波をどう乗りこなすかを楽しむ感覚を忘れないようにしています。

山田ジロウさん インタビュー06

Message

具体的な目標を定めて行動し続けていけば、
道は必ず開けます。

今後の展望や、これから何かに挑戦しようとしている人へのメッセージをお願いします。

昨日までの成功体験に固執して傲慢になった瞬間、足元をすくわれてしまうと思っています。だからこそ、京セラの稲盛和夫さんの「謙虚さは魔除け」という言葉を大切にしています。今こうして仕事があり、入金があり、ご飯が食べられていることを当たり前だと思わず、常に感謝のスタンスでいたい。

本気で何かを求めて真剣に探せば、必ずヒントに出会えるはずです。自分の可能性を信じて、勇気を出して第一歩を踏み出してみてください。具体的な目標を定めて行動し続けていけば、道は必ず開けます。

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Afterword

山田さんとの対話を通じて、私が最も印象に残ったのは「できない理由を並べるのではなく、どうすればなんとかなるかに思考を振り切った」という一言でした。独立という決断は、誰にとっても怖いものです。けれど山田さんは、その恐怖を「できない理由」として並べることをやめ、「どうすればできるか」という問いだけに集中した。その思考の方向を変えるだけで、人生の景色はまるで違うということを、静かに、しかし確かに証明されていました。
「謙虚さは魔除け」という稲盛さんの言葉を口にする時、山田さんの表情には驕りのかけらもありませんでした。15年以上の実績を持ちながら「毎日が修行」と言い切れる人が、これからどんな景色を見せてくれるのか。株式会社本当に今から——その社名が、まるで私たち読んでいる者全員への宣言のように、胸に響きました。

筆者画像

秋田 信明 Nobuaki Akita

Wakku Inc. CEO|wakkul

SI・Web業界での28年の実務経験を経て、現在はセルフプロモーションサービス wakkul(ワックル) の企画・設計・運営を手がける。モデル・職人・料理人・エンジニアなど、あらゆる分野で技と物語を持つ人が自分らしく世界へ発信できる場づくりをテーマに、戦略と技術の両面から取り組んでいる。

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