大学の空き教室で人生が変わった、
衝撃の読み合わせ
すべての始まりは、同じ文学部で出会った相方でした。もともとは高校の国語の先生がやってくれる自然なアイスブレイクに感動して、自分も楽しい時間を作れる教師を目指して大学へ進んだんです。偶然のような形で進学した大学でしたが、そこで高校生の時から漫才をやっていた本格派の相方に出会いました。大学の空き教室で、これ台本あるからと初めて読み合わせをした時は、サークルや授業をやめて2年くれという相方の覚悟の重さに圧倒されてしまい、手応えも分からず一度は断ったんです。ですがその後、彼が吉本のオーディションに受かって出演したライブを見に行って、頭を殴られたような衝撃を受けました。昨日まで僕がパッとしないなと思っていたあの台本が、言い方や間、表現の仕方一つで、会場中を割れんばかりの大爆笑に変えていたんです。表現の奥深さに一瞬で魅了されてしまい、翌日には自分から、やっぱり一緒にやろう、と声をかけていました。本当に都合の良い人間ですが、気づけば教職の道から離れ、お笑いの世界へ飛び込んでいました。
