障害を持つ父の背中から学んだ、
不条理への問い
僕の父は左手しか動かない障害を持っていました。頭はすごく良くて、囲碁のアマチュア最強クラスでしたが、当時は障害を理由にプロへの道を閉ざされたんです。幼少期からそんな不条理な環境を目の当たりにしてきたので、世の中の常識というものを常に疑うようになりました。
常識に従ったからといって、幸せになれるとは限りません。むしろ、それをひっくり返すことで新しい価値観が生まれ、それが幸せに繋がる。人間は、生きるため以外の無駄なことをするために生きていると思うんです。意味のないことに、あえて意味を見出して遊ぶ。その余裕こそが、人間の尊厳なんじゃないかな。
