焼肉屋の店長になるはずだった少女
実は私、最初からモデルを目指していたわけではないんです。中学生の頃はとにかくお肉を食べるのが大好きで、将来は焼肉屋の店長になりたいと本気で思っていました。地元にあるお気に入りの焼肉屋さんに、部活帰りのような感覚で毎週のように友達と通い詰めていたほどです。お父さんはお肉が食べられない人だったので、家の食卓には並ばないその美味しさを外に求めていたんだと思います。そんなホルモン大好き少女だった私ですが、両親も親戚もみんな身長が高くて、周りから「なれば?」と勧められてオーディションに応募したことが、すべての始まりでした。高校生の頃に東京の竹下通りを歩いているときに5社ほどから一気にスカウトをされたことも重なり、導かれるようにこの業界に一歩を踏み出しました。
