人生で初めて味わった
「負け」の衝撃
きっかけは1999年の3月、たまたま入った居酒屋でした。私はお酒が飲めないのですが、その場でワイワイ盛り上がっていたら、隣にタンクトップを着たものすごいマッチョな方がいたんです。何をやっている人だろうと思ったら、アームレスリングの選手でした。私はもともとプロレスラーや格闘家になりたかったくらいスポーツ万能で、学校の大会なんかでも、出れば全部優勝して親に表彰状を渡すのが嬉しいような子供でしたから、少しは力に自信があったんです。それで誘われるがままに始めて、その2ヶ月後に大会に出たのですが、そこで初めて「負け」というものを体験しました。人ってこんなに悔しい思いを早くから知っていたのかと、ものすごい衝撃を受けたのを今でも鮮明に覚えています。
